UCその2
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潰瘍性大腸炎とはどのような病気ですか?

 潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは、大腸の粘膜にびらんや潰瘍が形成され、下痢、粘血便、腹痛や発熱などの症状を呈する大腸の炎症性疾患のこと。これらの症状がよくなったり(緩解)悪くなったり(再燃)を繰り返すことが多く、いまだにその原因は不明。
 国が指定する特定疾患の中でも最も患者数の多い疾患のひとつ。患者数推定10万人。発病率2-5人/10万人。推定患者数30人/10万人。
 発病してから重症度はさまざまであるが、薬物療法の進化により多くの患者が病勢をコントロールすることができるようになり、普通の生活も十分可能で、生命予後も一般の人と変わらないが、長く患うと大腸がんの可能性が高くなるといわれている。
 普段の生活では、睡眠不足や過労に気をつけて、規則正しい生活が大切といわれている。一般的に食物繊維など便秘を解消するような食べ物は避け、低脂肪・低残渣の食品など消化のよいものを摂取することが大切だといわれている。なお、糖分・油分の多い食べ物やカフェイン、アルコール類なども再燃させる可能性があるので、量を考慮して摂取するべきである。ただし、緩解時には特別な食事制限は必要ないという考え方もある。

わたしの病歴(潰瘍性大腸炎編)

H19.4 お腹の調子が悪くなりはじめる。かなり便秘であった。

H19.5 近所の総合病院(A)に通ってみる。ニフレック2Lを飲んで内視鏡までしたが、感 染性の腸疾患なので、そのうち治るといわる。なお感染性の腸疾患とは海外旅行などにいって普段食べないものを食べておなかが痛むような病気である。

H19.8 前月から失禁&血便しだすようになる。やばいなーと思いつつ、仕事がこれ以上ないというくらい忙しく、月残業70時間を上回るようになる。毎日帰宅午前様。しかし8月になるとこれだけ忙しいのに、何にも食べれなくなり、ゼリーなどしか摂取できなくなる。そこで大腸科が有名な隣の市の病院(B)にいくと、すぐに内視鏡をすることになる。その場で潰瘍性大腸炎と診断され、主治医とは今度までに特定疾患の申請書かいとくね、で終わり。
しかし、月末に熱が上がり、腎盂腎炎を併発。そして入院へ。

H19.8/31-9/15 入院 >>>>入院日記のページへ

H19.10 ステロイドの副作用で食欲増進、退院後1カ月で10キロ太る。そしてムーンフェイス。しかし血便はひとまず落ち着く。そこでドイツに3週間一人旅に出かける。

H20.2 年末から落ち着いてきたため、ペンタサさえ飲まなくなる。するとまた血便が出てどうしようもなくなる。主治医からはステロイドを飲めといわれていたが、また顔がムーンフェイスになるのが嫌で、飲まない。ということでまた悪化し入院。

H20.2/10-2/20 入院 >>>>入院日記のページへ

H20.3 緩解でも薬をのまなきゃ駄目なんだということを身をもって知り、毎日ちゃんと飲むようになる。ステロイドの注腸もけなげに毎日する。

H20.8 最初は足首、膝が痛くなる。9月からは股関節がいたくなる。しかしまだ歩けてはいたので、歩く。潰瘍性大腸炎の主治医は関節炎だろといわれてしっぷをもらっていた。これがのちのちえらいことになる 続きは >>>>特発性大腿骨頭壊死(ION)のページへ

H20.11 足がとうとううごかなくなる。そのショック?からかUC再燃。血便がとまらなくなる。ステロイドは日に1錠くらい飲むだけで、飲まなかった。イムランという免疫調節剤と新たなペンタサ注腸というのが効いて1週間でおさまる。UCの治療も完全に大学病院へ移行。

H20.12 イムランという免疫調節剤の副作用?で凄い吐き気で1日20回以上吐くようになる。イムランの服用を中止。ロイケリンになる。ロイケリンでは副作用おこらず。

H21.4 ION手術前後は緩解

H21.7 また悪くなる→ステ少量1W投与→おさまる

H21.9 またまた悪くなる→ステ少量3W投与→おさまる→ロイケリンを30mgに増やす

H22.2 その後緩解中

発病時、仕事が非常に忙しかったのですが、成果主義のため休むことも出来ず、病院にもなかなか行けませんでした。でもその時、その仕事は自分にとってはとても楽しかったのです。しかし結局その大変さについていくことができず、辞めてしまいました。あの会社のせいでこんな病気を患ったのに!という人もいますが、辞めた今ではあの忙しさが懐かしかったりして・・・。現在足が悪いので働いてませんが、違った場所でもいいから、また働きたいなぁなんて思います。


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